起倒流柔術
2019年12月8日ブログ
起倒流柔術をYouTubeにアップするのに龍谷大学の柔道場をお借りして撮影会をしました。
起倒流柔術は今から約500年前に戦国時代の武士たちが鎧をつけた合戦で殺傷を目的に使った技を起倒流組討柔術として残し、江戸時代初期に柳生一族によって諸藩に広げられました。
起倒流柔術の形は表14本、裏7本の計21本からなりますが、これといった正解はなく継承者によって無限に変化させていくところに意義がありました。
現在では講道館柔道の創始者である嘉納治五郎師範により起倒流柔術の危険な技を省いて古式の形として残っています。
4方向から撮影していただき、通し撮影を5回。21本×5回ですから練習も含めると100回以上投げられその度に受け身をとりますので左半身がかなり痛みましたが凄く良い経験をさせていただきました。
関係者の皆様ありがとうございました。